Aiyaary

10月6日(土)からインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)2018が開幕した。この映画祭には発足時から主に字幕翻訳者として関わっており、今年は「Aiyaary」の字幕を担当した。字幕を翻訳する際には何度も見返すため、ストーリーの隅々まで分かるものだ。ここではネタバレを含む完全な解説をしたいと思う。

 まず、題名となっている「Aiyaary(アイヤーリー)」の語意は、大修館書店の「ヒンディー語=日本語辞典」によれば、

  1. 詐欺、ぺてん、いかさま
  2. 器用さ
  3. 忍術

となっている。劇中において、変装の名人である主人公のあだ名として使われており、「奇術」と解釈するのがもっとも妥当だろうと考え、邦題を「アイヤーリー ~戦場の奇術師~」とした。

Aiyaary

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