Sanju

日本で劇場一般公開されたインド映画の中で、品質と興行成績の2点においてもっともバランスよく高評価を得たのは、「きっと、うまくいく」(2009年、原題:3 Idiots)であろう。この作品はインド映画の最高峰のひとつであり、これが日本で受けなかったら、日本においてインド映画の未来はないと考えていたが、そんな心配は杞憂であった。おかげで、この作品を撮ったラージクマール・ヒーラーニー監督の作品はその後も日本で公開されやすくなり、「PK」(2014年)に続いて最新作「Sanju」(2018年)までも一般公開となった。

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Padmaavat

ヒンディー語文学の学習者なら誰でも通る、マリク・ムハンマド・ジャーエスィー著、バクティ時代を代表する作品「パドマーワト」(16世紀)は、サンジャイ・リーラー・バンサーリー監督によって映画化され、「Padmaavat」の題名と共にインド本国で2018年1月25日に公開された。「パドマーワト」は歴史上の人物(ラタン・スィンやアラーウッディーン・キルジーなど)が複数登場する叙事詩だが、その内容のほとんどはフィクションだとされている。しかしながら、この作品の主人公である、チットール王国の勇猛果敢な王妃パドマーワティー(パドミニーとも呼ばれる)は、特にラージャスターン地方の人々やヒンドゥー教徒の間で語り継がれ、神格化されてきた。現在のチットールを訪れると分かるが、ガイドたちは「パドマーワト」での描写や物語があたかも真実であるかのように観光客に案内をしている。そんなこともあって、「パドマーワト」を映画化するにあたって各方面から横槍が入り、撮影や公開に大きな支障が出た。セットが燃やされる事件まで起こって多大な損害が出たし、元々は2017年12月に公開予定だったにもかかわらず、公開中止を求める訴訟が複数あり、題名を「Padmavati」から「Padmaavat」に変更するなど、いくつかの修正を経て、翌月にようやく公開にこぎ着けたこともあった。そのせいで制作費は21.5億ルピーに膨らみ、インド映画史上有数のコストがかかった映画となったが、いざ公開されてみると、58.5億ルピーの興行成績を記録し、大ヒット作品となった。

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Padman

仏教をはじめとする複数の宗教を生み出して外部に輸出すると同時に、イスラーム教やキリスト教といった外部の宗教を受容してきた多宗教国家インドにおいて、8割弱の人々によって信仰されているとされるのがヒンドゥー教である。ただ、一口にヒンドゥー教といっても、日本の神道と似て創始者や聖典を持たない自然宗教の一種であるために、その信仰形態は多種多様である。そんなヒンドゥー教にも一定の教典は存在する。その中で、ヒンドゥー教の教義を大まかに決定づける根幹のひとつとしての役割を果たしてきたのが、今からおよそ2千年前に成立したとされるマヌ法典である。

Padman
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Iran 2018-19

2018年12月29日から2019年1月5日まで、イランを旅行してきた。8歳と6歳を連れての家族旅行である。全員イランは初めてだ。

イスファハーンのイマーム広場
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