Padman

仏教をはじめとする複数の宗教を生み出して外部に輸出すると同時に、イスラーム教やキリスト教といった外部の宗教を受容してきた多宗教国家インドにおいて、8割弱の人々によって信仰されているとされるのがヒンドゥー教である。ただ、一口にヒンドゥー教といっても、日本の神道と似て創始者や聖典を持たない自然宗教の一種であるために、その信仰形態は多種多様である。そんなヒンドゥー教にも一定の教典は存在する。その中で、ヒンドゥー教の教義を大まかに決定づける根幹のひとつとしての役割を果たしてきたのが、今からおよそ2千年前に成立したとされるマヌ法典である。

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