Love Aaj Kal (2020)

ヒンディー語映画界にロマンス映画の名手は多いが、その筆頭といえば、ここ10年以上はイムティヤーズ・アリー監督ということになる。「Jab We Met」(2007年)以来、彼はヒンディー語映画界においてロマンス映画の定義を塗り替え続けてきており、その功績は計り知れない。

 そのイムティヤーズ監督が2020年に「Love Aaj Kal」という新作を公開したと聞いたときにはその題名を二度見した。なぜなら彼は同じ題名の映画を2009年に既に発表しているからである。非常に珍しい例だが、同じ監督が同じ題名の映画を10年後に作ったのである。セルフ・リメイクと言える行為であるが、エッセンスだけ共通で、キャストや脚本は異なる。ちなみに、題名の意味は「恋愛の今昔」である。Netflixで鑑賞した。

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