Malang

ヒンディー語映画界において、音楽重視の映画作りをしている映画人の筆頭と言えば、Tシリーズのブーシャン・クマールである。Tシリーズは元々、音楽レーベルであり、後に映画制作にも乗り出した。ただ、彼自身はプロデューサー業に専念しており、音楽以外は映画監督に一任しているようである。今や、TシリーズのYouTubeチャンネルは世界一の登録者数を誇っている。

 Tシリーズはヒンディー語映画界で一大勢力を築き上げているバット一家と相性が良く、共に多くの名作を生みだした。最近では、「Aashiqui 2」(2013年)の大成功が記憶に新しい。この映画の監督はモーヒト・スーリーであるが、彼もバット一家の一員である。

 モーヒト・スーリー監督の最新作が2020年2月7日公開の「Malang」である。主演は「Aashiqui 2」と同じアーディティヤ・ロイ・カプールと、「Baaghi 2」(2018年)などのディシャー・パータニー。他にアニル・カプール、クナール・ケームー、ヴァトサル・シェート、シャード・ランダーワーなどが出演している。音楽はミトゥンやアンキト・ティワーリーなど、複数の音楽監督による。やはり音楽が非常に良い映画だった。Netflixで鑑賞した。

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