Tagore Songs

アジア人で初めてのノーベル賞となるノーベル文学賞を受賞したラビーンドラナート・タゴールは多才な人物で、文学以外にも多くの芸術分野や社会活動で業績を残した。その中でも、彼が作詞作曲をした2,000曲以上の歌の数々は、現在までベンガル地方を中心に歌い継がれており、一般に「ラビーンドラ・サンギート」と呼ばれている。ベンガル地方中心なのは、タゴールがベンガル人だからであり、彼の詩作の中心はベンガル語だったからだ。ベンガル地方は、インドの西ベンガル州とバングラデシュに分かれている。

 そんなラビーンドラ・サンギートに魅せられた日本人、東京外国語大学ヒンディー語専攻卒の佐々木美佳監督によるドキュメンタリー映画「タゴール・ソングス」が現在「仮設の映画館」で公開中である。本来ならば4月18日より劇場一般公開のはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発令されたことにより中止となり、代わりに前述のオンライン映画館で公開されている。

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