Bulbbul

コルカタ(旧名カルカッタ)のあるベンガル地方は、ノーベル文学賞受賞者ラビーンドラナート・タゴールを生んだ地域である。この地で作られるベンガル語映画はそんな風土を反映してか、文学的な雰囲気のものが多い。もっとも有名なのは、アジアにおいて黒澤明監督と並び称されたサティヤジート・ラーイ(サタジット・レイ)監督の作品群であるが、現代でもそれは当てはまる。それだけでなく、ヒンディー語映画であっても、ベンガル地方を舞台にした映画は、どことなくベンガル語映画の風味を持つことが多いのは興味深い。

 2020年6月24日からNetflixで公開されている「Bulbbul」も、ヒンディー語映画でありながら、ベンガル地方が舞台であり、ベンガル語映画的雰囲気の映画である。

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