Thugs of Hindostan

インド映画界は言語ごとに独立しているが、相互に影響も及ぼし合っている。ヒンディー語映画産業はインド最大規模であり、他の映画界に及ぼす影響も甚大であるが、他の映画界から人材やアイデアを吸収するのも早い。南インド映画(主にタミル語やテルグ語)からの影響は何波にも渡って受けて来ているが、ここ最近では「Baahubali」シリーズ(2015年/2017年)の影響が顕著で、叙事詩的な戦争映画が増えた。2018年11月8日公開のヒンディー語映画「Thugs of Hindostan」も、壮大な規模のエピック・ドラマである。インド映画では珍しく、海洋アドベンチャー的な要素も含んでいる。予算は22億ルピー以上と推定されており、「Baahubali」を越えている。プロデューサーのアーディティヤ・チョープラーが社運を賭けて制作した映画と言える。

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