Panipat

デリーの北にパーニーパトという小さな町がある。信心深い人々の間では、スーフィー聖者ハズラト・ブー・アリー・シャー・カランダルのダルガー(聖廟)がある町として知られているが、それ以上にこの町の名を有名にしているのが、この地で戦われたインド史を分ける戦いである。しかも、「パーニーパトの戦い」として知られる戦いは3回あった。第1回は1526年、ムガル朝の創始者バーバルとデリー・サルタナト朝のイブラーヒーム・ローディーの間で起こり、ムガル朝の成立を決定づけた。第2回は1556年、ムガル朝第3代皇帝アクバルとヒンドゥー教徒の王ヘームーの間で起こり、ムガル朝の中興を可能とした。そして第3回は1761年、アフガーニスターンのアハマド・シャー・アブダーリーとマラーター同盟のサダーシヴ・ラーオの間で起こった。2019年12月6日公開の「Panipat」は、この第3回のパーニーパトの戦いを題材にした歴史戦争映画である。

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