Raman Raghav 2.0

21世紀、ヒンディー語映画界には数々の有能な監督が登場したが、その中でももっとも影響力を持っているのがアヌラーグ・カシヤプ監督である。「Dev. D」(2009年)や「Gangs of Wasseypur」(2012年)など、メインストリームの娯楽映画とは一線を画した前衛的な作品の数々を送り出した他、後進の育成にも尽力し、ヒンディー語映画界に一大勢力を築き上げた。2016年6月24日に一般公開された「Raman Raghav 2.0」は、カシヤプ監督らしさがよく出た犯罪映画である。同年のカンヌ映画祭の監督週間でプレミア上映され、インドでも高い評価を得た。

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